風来のうさおじ

30代の実家くらし→30代半ばにして1人暮らしになりました、底辺会社員のブログです。風来のシレンとくにおくんシリーズが好きです。

風来のシレン5 運命の地下のBGM

シレン5が発売されてから13年。様々なリマスターを経てようやくシレン6が発売決定した。

 

シレン5の攻略記事は探せばいくらでもあるのでこの日記では個人的に思っていることを書こうと思う。

 

シレン5には運命の地下というダンジョンがある。

シリーズ恒例のもっと不思議なダンジョンにシレン4から登場した夜システムを加えたものだ。

 

夜システムは非常に評判が悪いのだが、個人的には5の夜システムは嫌いじゃない。

原始に続く穴と比べると縛りプレイを強制的にされているような展開になるが、あの疾走感はわりと好きだ。

特に深層の駆け抜けは原始では味わえない緊張感と疾走感を体験できて一時期は原始に続く穴よりハマっていた。

自分で縛りプレイをするのはあまり好きじゃないから素早いプレイを強制されるのも良いと思う。

 

 

4の夜システムの完成度が低すぎたのが5の夜の評価の低さにも繋がっている気がする。

 

シレン5の運命の地下の魅力で大きいのは個人的にはBGMの影響が大きいと思う。

BGMの関係でDS版と比べてSwitch版(Vita版やスマホ版も含む)の運命の地下はあまり面白くない。

 

DS版の運命の地下は過去作のBGMをふんだんに使用されている。

過去作のBGMと夜の雰囲気がかなりマッチしていてプレイを盛り上げる。

 

個人的に特に好きな曲はシレン3が初発の

●縁日の境内

●かぐや御陵

●サヌキの竹林

である。

この3つが元々良曲な上にDS音源とのマッチングが完璧だ。

特にかぐや御陵とサヌキの竹林は元の音源より良BGMだと思う。

元の音源は音色が綺麗すぎて眠くなる。

 

縁日の境内は祭りの中心(サビの部分)と祭りから外れた寂しい神社みたいな雰囲気(AメロBメロ)の両方を体験できる。

縁日の境内のBGMが採用されるダンジョンの背景は寂しい雰囲気の背景が多いので背景との相性もバッチリだ。

 

かぐや御陵はRPGの終盤っぽい雰囲気に加えて希望に満ちた夜明けを彷彿とさせる良曲だ。

採用されているダンジョンの背景も綺麗な夜景をイメージさせる。

 

まぁ実際は夜ダンジョンなんてアイテム足りないと地獄そのものだし、シレン3のかぐや御陵も仲間を狂戦士化させる鬼畜みたいな敵がいるし、希望に満ちたBGMとは裏腹にシビアなステージになってるけど。

 

サヌキの竹林は不気味で曲者揃いの樹海を彷彿とさせる。

採用されているダンジョンの背景も森林だし、ばくだんウニやエビルシャーガ種が出てくるところだからBGMの不気味さに負けない難敵が発生して緊張感の上昇に一役買っている。

 

Vita版以降の運命の地下はすぎやまこういち先生が作曲したBGMが全部削除されているせいでBGMの劣化が著しく感じる。

 

DS版では序盤と最後に「アスカ見参」で使用されていた骨のダンジョンのBGMが削除されて代わりにシレン4の溶岩地帯の曲が採用されている。

 

溶岩地帯のBGMはなんの面白みのないBGMなので良曲揃いの風来のシレンとしては最低評価に近いBGMだと思う。

というかシレン4はBGMに関してはシリーズ最低だと思うくらいシレン4初手のBGMに良い曲がない。

 

夜のBGMもほとんど差し替えられてしまい、差し替えられたBGMもことごとく微妙である。

先程の3つのBGMは採用されているが、他に採用されている曲が多いためか聴ける確率は下がってしまった。

 

初代シレンなんかはプロデューサーよりもすぎやまこういち先生の名前が堂々と出されるくらいのゲームなのだからシレンシリーズのBGMは重要だ。